カシオの電卓と「G-shock」ちょと調べてみました

大手電気機器メーカーカシオ(CASIO)。会社の正式名称はカシオ計算機株式会社。創業者梶尾忠雄が苗字の「KASHIO」を世界で通用する企業になるようにとのことで「CASIO」としたのが由来。

1946(昭和21)年4月・東京都三鷹市に梶尾製作所を創業。1957(昭和32)年6月に世界初の小型純電機式計算機(当時は歯車で動く計算機が主流でした。ものも小型ではなく海外では電動式もありモーター駆動の騒音にも悩まされていた)『14-A』を商品化。電動から電気式へと革新の第一歩を踏み、現在の原型ともいえる画期的な商品を生み今なお進化し続けています。

ちなみに皆様が知っている「電卓」って正式名称は計算機の一種で「電子(式)卓上計算機」の略です。しかも電卓はJIS認定の国家基準でもありますし地味にすごい・・・。。。
しかも何十年も前の電池式電卓が電池も変えずまだ機能していてちょっとびっくりしたことありませんか?電卓業界でトップの座を獲得したカシオがその知識とノウハウを元に正確な計算を活かし時計業界へと進出して行くことになりました。

そしてクオーツ式時計に目をつけ電卓で培った技術を最大限活かし開発した製品がカシオ初の腕時計が「G-shock」!ではなくてGの前身でもある「カシオトロン」を世に出します。計算機の技術を活かしたカシオが1974年11月、これまた「世界初」となるオートカレンダー付きデジタルウォッチを発売し、さらにカシオの名を知らしめることとなりました。

欠点といえば4年に一度のうるう年は機能せず2月29日の表示ができないもののその当時では最先端の技術を利用した腕時計でした。当時時計の設計担当は毎月一回新技術・新提案を上げなくてはいけなかったらしく、そこで「G」の生みの親である内の一人、当時20代であった設計担当でエンジニアの伊部菊雄さんの一言だけ書いた「落としても壊れない丈夫な時計」から開発のプロジェクトが始まりました。このコンセプトを元に名前ができたのが「落とす=重力」「壊れない=衝撃」⇒「Gravity(重力)」「Shock(衝撃)」という意味を持たせてこのシビレる名前に命名されました。そして1981年6月に開発がスタートしてからついに発売された1号機が1983年4月、耐ショック腕時計「G-shock」(DW-5000C)。その衝撃的な時計はまたたくまに売れ大人気!・・とはならず実は当初日本では丈夫な点とその独創的なデザインが当時の流行にデザイン性が合わず人々に余り受け入れられずにいました。どうにかして時計の良さ、丈夫さを宣伝したいと思いなんと米国で「アイスホッケーのパック代わりにしても壊れない」というCMを流す宣伝がなされました。そして視聴者から本当に?の疑問に答える当時海外の人気テレビ番組で取上げられ、プロのホッケー選手を起用しての実証を実際に行ったところ問題なく機能していました!そして今度はトラックにひかれても大丈夫かどうかの検証実験にも見事に耐え皆に驚きの衝撃が走りました。