【話しネタ】時計を学ぶ!(日時計から時計塔まで)

人類は今から300万年前・・・。
直立歩行を始め、道具を使い始め、狩猟や農耕を始めた。
そして獲物は個々で仕留めるよりも協力した方が効率が良いことを学ぶ。
農作物もしかり。

多くの人が共同作業を行うには、全員に共通する時間の単位が必要となってくる。

時計の起源は、まさにそこにあった!

しかし・・・それが現在の時計の形にすぐ繋がるわけではない。

というのも、古代三大文明それぞれに独自の時間の概念があったからだ。
有名なのは古代エジプト。
農耕に適した時期を知るために、ナイル川の水位を計測した。
時間はまだまだ農耕に付随するものでしかなかった。

現在に近い暦を用いて、時計誕生に大きく近づけたのは、古代バビロニア。
彼らは天文学的にひと月が約30日周期であり、その12倍が1年とわかっていた。
“日時計”も、この暦があってこそ、の傑作。
時間を時間そのものとして人々に時を知らせることができた。

番外編ではあるが、紀元前1400年ごろには、大がかりな“水時計”が存在している。
各所から出土しているもので、高所から少しずつ滴る水の量で時間を知らせる仕組みだ。

“ろうそく時計”も同じ考え方。
ある一定の速度で燃えるろうそくの減り具合で、時を刻むというものだ。

そしてやっと機械式時計が誕生。
最近と言っても過言ではない13世紀ごろ・・・。
町の広場や人が集まる教会に設置された“時計塔”。
人々は時計を目で見て、あるいは鐘の音を耳で聞いて、
日々の暮らしの中で時計を理解し、意識するようになった・・・。

今回はここまで。以下、時計の変遷をご覧ください。古代バビロニアでは、人類初と思われる日時計が使われていた。これは理論的なバビロニア歴をもとに、太陽の光で物体の影が伸縮することを利用したもの。これは古代ローマ時代の進化形。水が下に流れ出すと容器の水位が上昇する。これがウキに取り付けられた棒を押し上げ、針で時刻を指す。13世紀後半ごろ、北イタリアや南ドイツで製作された天文時計が元となり、機械式の時計塔が完成する。鐘の音で時間を知らせる機能も付加された。次回16、17世紀~現代の時計を予定しています。ご期待ください。