【雑学】世界の腕時計、そのロゴに秘められた想い

日本はもちろん、世界中でもっともよく知られている高級腕時計メーカー「ロレックス」。王冠をあしらったロゴもおなじみでしょう。

ロゴの由来については公式発表はなく諸説ありますが、なかでも有力なのは、王冠の5本の飾りが職人の5本の指を象徴しているという説。たしかな品質の製品をつくりつづける職人を王と見立てるところに、ロレックスのものづくりに対する思いを感じます。ロレックス同様、世界最高峰のブランドとして知られる「オメガ」。

世間に知られているギリシャ語の「Ω」を使ったロゴは「完全・達成」をめざす人間の肩から上を表現しており、それがブランドコンセプトにもなっています。「ロンジン」は現代では当たり前のように行われているブランディングの先駆者でした。ロンジンの名称や翼の砂時計が記されているのロゴマークは、同社の工場が設立された1867年から使われています。

1880年代にはそれをスイス連邦知的所有権局に登録して、ブランドの確立と保護にもいち早く取り組んだブランドです。翼をモチーフとしたロゴが印象的な「ブライトリング」。広げられた翼の中心にはアンカー(錨)が打ち込まれています。

これは1980年代に当時のCEOであるアーネスト・シュナイダー会長が生み出したデザインで、航空時計の名門として知られるブライトリングが、空だけでなく海でもプロの計器をつくりつづけることを表明したものだそうです。シンプルかつ精悍な星のマークが印象的な「ゼニス」。シンボルである「ゼニススター」は、創業者ジョルジュ・ファーブル=ジャコが散歩中に見た星です。

“天空の頂点に輝く星のように最高のムーブメントを製造する”という想いを、天頂を意味するゼニスに込めたと言われています。