機械式時計の注意事項~水と磁気には要注意~

・高級時計のトラブルで、最も深刻なトラブルに発展する可能性があるのが時計内部への水の侵入です。時計の外装部分には、ステンレスなどの錆びにくい素材が使用されていますが、内部の機械はサビに対して抵抗が少ない素材が使われています。
 内部に水が浸入すると、サビが機械を痛め、最悪の場合修理不能になってしまいます。
 時計に表記されている防水性能も使用状況により、本来の性能を発揮できない事があるので注意が必要です。 ①リューズなどが緩んでいないかマメにチェックをする!!
 ※リューズが解放されたままの状態だと、本来の防水性能を保つ事ができない為
 ②水や汗で濡れた手でリューズなどのボタンを操作しない!!
 ※操作の際に水分が内部に侵入する事がある為、操作の際は確認を
 ③海やプールで使用する際は事前にメーカーなどで防水テストを!!
 ※防水性能を支えるゴムパッキンの劣化状況を確認する為。劣化していた場合は本来の
  防水性能は期待できません。機械部分が磁気を帯びると精度異常などのトラブルに発展することがあります。
  その為、腕時計を着用する時、保管する際に強い磁気を発生させる機械類に近づけない
ように注意しましょう。
もし、磁気を帯びてしまった場合は磁気抜きを分解して行う必要がある為、安くない費
用と時間が掛ってしまします。① 方位磁石を机に置く
② 時計を真上から垂直に方位磁石に近づける
③ 方位磁石が強く反応したら磁気帯を疑う。早い段階で修理に出しましょう。今回ご紹介した注意事項は、放っておくと重大なトラブルに発展する可能性があるものですが、意識して心に留めておけば回避可能な部分でもあります。
意識していてもトラブルは起こるものですので、時計の違和感・変化に気づいた際にはすぐに、メーカー・修理屋さんに相談し早めの対処を心がけましょう。