ロレックスの心臓部、TripLockリューズは【コロンブスの卵】

RolexのTripLock(トリップロック)は防水性が高いリューズです。
見た目は潜水艦のハッチみたいな、構造が特徴です。
ねじ込み式のスクリューの形状で、密閉性が高く、しっかりと締める事が可能で、防水性の高さが一目瞭然でわかります。Rolexの公式サイトからの画像です。
現行のSubmariner(サブマリーナ)のTripLockリューズを沈めた、通常位置です。
この状態ではリューズは締めた状態で、潜水時、もしくは時間調整を行わない状態の位置になります。時間調整の時は先ず、TripLockを外して、この様にリューズを引きます。1〜3段階に分かれて調整でき、この1段階目の状態ではネジの手巻きができる状態です。
ここでリューズを外した状態でオイスターケースと一体となった【ねじ込み部】のネジ山がはっきりとわかります。2段階目は日付調整、デイト調整です。これにより日付を変える事ができます。そして3段階目、この状態で時間調整ができる状態です。これ以上引っ張る事はできない状態になります。
そしてこのリューズとケースの構造はサブマリーナだけではありません。
Rolexは全てのオイスターケースのモデル、小さなケースのレディースモデル、ドレスウオッチにも適用されているのです。この様に、リューズでオイスターケースに蓋を覆い被せる、丁度潜水用ハッチを閉める形でリューズがケースと一体化して、防水性を確保しています。このRolexのリューズTripLockは一見すると、簡単な構造に見えるので、他のブランドも導入しそうですが、この構造は特許所得済みである為、もし他のブランドが導入するのにはRolexに対して対価を支払うか、別の方法を考えるしかありません。