機械式時計の基礎知識vol.1 機械式時計の仕組み

機械式時計は「ゼンマイ」で動いています。
ブリキのおもちゃなどに使用される「ゼンマイ」と同じものです。
※メーカーによってゼンマイの素材は様々です。前述した通り、ゼンマイは腕時計の『動力』となっています。

具体的には、巻き上げられたゼンマイが元に戻ろうとする力を利用して腕時計は動きます。
元に戻ってしまえば動力として機能しません。
※手巻き時計が定期的に巻き上げが必要なのはその為です。機械式時計のゼンマイは香箱(こうばこ)という箱に入っており、ゼンマイが巻き戻ると回転する仕組みになっています。
香箱はゼンマイの力を他の歯車に伝える1番最初の歯車と覚えておくといいと思います。ちなみに、雑誌などのオーバーホール特集などに、2番車・3番車(歯車の事)の記載があっても、「1番車」の記載がないの香箱が1番に該当する為です。※余談ですが、OHの際は香箱からゼンマイを取り出し、交換・洗浄する為、下手な技術者が行うとゼンマイを抜く際・戻す際に香箱の内側が傷だらけになったりします。(見えない部分で気づけない場所ですが、、、)ゼンマイを巻き上げてから24時間以上動く ブリキのおもちゃを見たことがある方はいないと思います。
なぜ時計はそれが出来るのでしょうか!?

秘密はテンプと呼ばれる部品にあります。