【解体新書】ロレックス サブマリーナ 中古 16610 プロの目利きはここを見る(優良個体の見分け方)

今回書かせて頂く「サブマリーナデイト 16610」ですが、新品の販売数及び中古市場での流通量を考えると

「日本一の取引数を誇る高級機械式時計」

といって差し支えないかと思います。

そして私自身店頭でロレックスのサブマリーナデイトを販売していて感じる事ですがコンディションは千差万別でございます。

正直に書きますと、同じ値段でも商品価値は全く同一とは限りません。

ですから楽天市場やヤフーオークションで最安値で買われた方が必ずしも最もお得にロレックスを買っているとは限らないという事です。

今回お話しするロレックス サブマリーナ 16610について言えば50万円でも高いサブマリーナもあれば、60万円でも安いサブマリーナもございます。

それでは何をもってその個体が「優良」であるか?

①外装の摩耗度

②付属品の整合性と優位性

について書いていきたいと思います。文字数もかなり長くなると思いますがしっかり書きますので、どうかよろしくお願いいたします。まずサブマリーナ 16610を購入する際に最も気をつけたいのは「外装の摩耗度」についてお話させて頂きます。

中古市場においてはお客様から買い取った商品をメンテナンスして店頭に並べるというのが一般的な流れです。

①お客様より買取

②磨き、オーバーホール

③店頭への陳列

ロレックス通の方ならご存知かと思いますが、「ノンポリッシュ、ノーメンテ個体」といって敢えて何もメンテナンスをせずに美しい現状を維持して販売を行う場合もございますが、原則生産が終了しているサブマリーナ 16610に関してはノーポリッシュ、ノーメンテの現状販売を続けている個体はかなり少ないイメージでございます。

市場に流通しているサブマリーナの95%以上は「何らかのメンテナンス」が入っているといって間違いないと思います。

画像で摩耗度を比較してみましょう。上の画像は私が思う摩耗が激しいロレックス サブマリーナの写真でございます。

下の画像が摩耗度の低いロレックス サブマリーナ 16610 D品番USAギャランティーでございます。

この2つを画像をメインに比較しながら見ていきたいと思います。図の赤丸で囲んだ部分を腕時計ケース部分の「ラグ」と呼びます。

このラグという部分にはロレックススポーツの状態をよく表すということで目利きをする箇所としてよく挙げられます。

実際にどういったポイントに着目しているかと言いますと、

・ラグの先端が丸まっているか

・サイドから見た時のエッジの丸まりと鏡面に映り込む風景の歪み

大きく分けて2つの要素でラグ部分の目利きについて書いてみます。左右を比較すると左側のラグの先端は削ったあとに目一杯使った鉛筆の様に丸みを帯びた先端になっております。
それに対して右側は先端部分に鋭角を感じる角張った印象です。

ポイントとして抑えておきたいのは、

「仕上げが雑な場合、仕上げの施行回数が多い場合ロレックスのラグは丸まることが多い」です。

まずラグ部分の先端に鋭角を感じるような角ばった印象を抱けない場合ほとんどの場合が良個体というレッテルを貼ることは無いと思います。

したがってラグの先端が丸まっているか否かは良個体を選ぶうえで必須条件となります。