今こそ蘇る、オメガ シューマッハレジェンド スピードマスター 限定 クロノグラフ

僕が、腕時計の販売をしていた頃の2004年と2005年
オメガが、ある限定モデルを発売していた。

歴代続くミハエル・シューマッハの限定モデルで
レジェンドと名付けられたそのモデルは
スピードマスターの中でもプロフェッショナルと同様のケースに
オートマチックムーブメントが収められて
随分と大振りな印象であった。

更に、歴代のモデルに見られるスピード感あふれるレーシングダイアルではなく
R社の手巻きクロノグラフのカラーリングを模倣した様なデザインで
話題には上がったものの、購入を躊躇する人が多かった。

当時、R社の手巻きクロノグラフはまだ200万円台で買えていたし
その模倣されたとも思えるエキゾチックと言われるダイアルでも
まだまだ、400〜500万円台であった。

その当時において、シューマッハレジェンドは定価で50万円を超え
並行輸入品でも40万円ほどで、当時の3570-50が
20万円ほどで新品が買えていた事を考えても
到底売れ筋となる商材ではなかった。当時、並行輸入品で扱っていた時も随分と発売に苦労した覚えがある
ある意味、苦い思い出の時計達であった最初に第一弾が、2004年に6000本限定で発売になった。
SSベゼルにホワイトと云うか、淡いクリーム色の所謂赤巻きである。この年に販売になったのは、このカラーリングのみで
出た当初の人気は良からず悪からず。

ただ、単にシューマッハファンで時計を買うと云うファン層には
価格帯からしても、少し遠ざけた存在にも感じた経年により、発売当時より深みを増している様に感じるアイボリーのダイアル
シューマッハとしてのポイントの赤巻きのデザイン、カレンダー付き自動巻クロノグラフ
それにしても、些か定価の設定が高過ぎた様に感じる10年以上もの時を経て改めて眺めてみると、R社の模倣云々は抜きにして
なかなか良いモデルだったのではと感ずる。

ただ、当時にしては大き過ぎのデザインと高過ぎた定価で
今一浸透し得なっかったのだ。

ほぼ流通が2時流通なった現在、相場も20万円台と云うのと
リアルタイムで知っている人も少ないと云う点でも
クロノグラフのチョイスの中では良い候補に成り得たのではなかろうか2005年のシューマッハレジェンドは、3カラー用意された。

まず、ここで紹介するレッドと次に紹介するブラック
そして今回は紹介を省かせて頂くホワイトの3806.31である

3806.31は、2004年モデルの赤が抜けた様なカラーリングで
個人的にもピンとこないので割愛させて頂いた。