⁂ 変態ベゼルへの欲求 ⁂ RSW (ラマ・スイス・ウォッチ) は、ゼビウスの再来であるのか

1990年代のディープダイバーウォッチに
かなりデフォルメされたベゼルの時計が存在する

1つは、以前記事でも紹介した
タグホイヤーのスーパープロフェッショナル
ヒトデの様に広がったベゼルが特徴的だ。

もう1つはゾディアックのスーパーシーウルフ
チップソーの様なノコギリ状のベゼルがインパクト大である。

もちろん、他のメゾンでもあると思うが
僕の中では、この2本が代表格であり
勝手に変態ベゼルウォッチと称している。オーセンティックなデザインの時計ばかり買っていると
飽きると言うか、刺激を非常に欲してしまう。
そういった時に運悪く?こんな時計達に出逢ってしまったら
有無も言わせず購入してしまいがちだ。

そして、こういった奇抜なデザインの腕時計はタチが悪く
通常のデザインでは満足出来なくなり、そのポイズン性に嵌っていく良い表現をすれば、アヴァンギャルドな時代の産物達
やはり、一部のコアなファンの間では
当然ながらコレクターズアイテムである。現代、時計のデザインは多岐に渡りもうアヴァンギャルドを超えて
時間の確認はおろか、画像だけ見ても時計どうか分からないモデルまで存在する。

そんな中で、機械式腕時計としての存在感を残しつつも
アヴァンギャルドでいながらも突出し過ぎていないブランドがある。
それが、RSW(ラマ・スイス・ウォッチ)である。
発売になった頃は、良くRXWと混同されていた。

RSWは、ノーブル何とか?と言うところが代理店で
たしか、レギュレータで有名なカルロ・フェラーラも一緒だったと思う。そのノーブル何とか?が、撤退したのか
最近、RSWの在庫が投げられている。

今後のメンテナンスのリスクは大いにあるが
これだけ安く出回っていたら(定価の1~2割ほど)
数年楽しめれば、十分であろう。

そういった訳で、RSWの事と僕が狙っている2種を紹介したいRama Watch SAの一ブランドとして、1998年、RSWが設立されました。
RSWとは、Rama Swiss Watchの略称です。今日、RSWは、スイス時計産業界において、
もっともコンテンポラリーなブランドのひとつであると認識されています。

今も昔も、Rama Watch SA社は、「伝統」と「革新」を同義語と捉えています。
その起源は、1914年に遡ります。

アーティストであり、クラフトマンでもあった、現社長 Rafik Marachlyの父M.A.Marachlyは、自分の工房で、時計のデザインや修復をしていました。1928年、Rafikが生まれ、成長していくにしたがって、彼にとって父の工房は、遊び場となり、やがて父の仕事に興味を持つようになりました。彼は「マスター」の言葉や、仕草を真似ることで、次第に自分でも時計を作りたいと思うようになりました。

1940年頃には、終日父の工房で過ごすようになり、パーツ等を自作するまでになりました。
1951年には、父の会社を引き継ぎ、1956年にはすべて自作によるファースト・モデルを完成させました。それは丸型で日付表示のついたものでした。

その後、父から教わったクラフトマンシップを生かしつつ、最新の技術も積極的に取り入れ、機械式時計のコレクションを増やしていきました。

クォーツ旋風が吹き荒れた1979年には、Rama Watch SA社として初のデジタル表示式のクォーツウォッチを製作しています。1886年、再び機械式時計の生産を始めることを決意し、父の意志を受け継いだ4人の兄弟たちが、彼の事業をサポートしていくことになりました。その後、Bellissima, Pyramide, Babyloneなど、順調にニューコレクションを発表していきました。ラマウォッチは、1998年にRSWをブランドとして世に送り出した。

ほとんど、日本では紹介されておらず
モデルラインナップはおろか、ブランドの存在すら知られていなかった。

当時、パネライの模倣で訴訟になったケ○トレーディングのRXWと
しばしば勘違いされる事が多かった

雑誌などで取り上げられても、その特異デザインと
さもすれば安物っぽいシンプル過ぎるロゴデザインのせいか
注目される事もほとんどなかった。

その中でも、ナスカと云う名モデルが生まれ
ダイビング・ツールと云う人気モデルも登場したが
上述した様に代理店の関係からか、
現在ではネット上で在庫が投げられている

RSWに関しては、本国のホームページは現在もアクセス可能であるが
以前からのコレクションからは想像もつかないほどの
スタンダードなモデルばかりである

ブランド自体は、存在しながらも
僕が知るRSWのアイデンティティは事実上消滅してしまった。