ロレックスの王様 デイトナ大全②(Ref.6265・Ref.6263)

いまなお高い評価を得る完成度抜群の手巻きデイトナ

防水性を確保できずに短命に終わったRef.6262に、スクリューロック式プッシュボタンを加えて、オイスターケース本来の実力を引き出したのが、このRef.6265です。現在では多くの時計メーカーが採用し、当たり前になっている防水性を備えたクロノグラフですが、最初にこの機構を取り入れたのは、実はロレックスでした。
ムーブメントの完成度やSSベゼルの強度、デザイン性、防水性かいっても、手巻きデイトナの中でも人気があるモデルです。1960年代中頃から1980年代後半まで、手巻きデイトナに搭載された傑作のムーブメント

ロレックス以外のブランドのクロノグラフモデルに採用されたバルジュー社製のムーブメントCal.72をベースにロレックスが独自改良を行ったCal.727は、20年近くも手巻きデイトナを支えた傑作中の傑作です。調整機構には「マイクロステラスクリュー」、テンプ耐震装置に当時としては最新の「キフ・ウルトラフレックス」を搭載しています。更にテンプを小型化することにより振動数を毎時1万8000振動から2万1600振動まで上げ精度面の向上が図られています。まさにバルジューCal.72系の進化形に相応しいムーブメントです。また、一つ一つの部品に対して面取りが施されており、ムーブメントから放たれる造形美は写真の通り芸術の域に達しています。手巻きデイトナで最高の人気を誇る50M・100M防水のプラベゼル仕様

プッシュボタンにスクリューロックを採用したことで、50M防水を実現したプラベゼル仕様。その最終型はトリプロックリューズを採用して100M防水となりました。ムーブメントはRef.6265と同様のバルジューCal.727。
SSベゼルを含めた歴代の手巻きデイトナの中でアンティーク市場でのRef.6263の人気は抜群に高いです。機能もデザインも完成されており、王者の風格すら漂っている感じがします。アンティーク・デイトナの中でも人気があるモデルが、通称エキゾチック・ダイヤルモデルです。また別名がポール・ニューマンモデルしても知られており、今ではこちらの方が通りがいいくらいになっています。由来としては、俳優でありレーサーのポール・ニューマンが映画で使用したからとか、デイトナ・スピードウェイで愛用していたからなど詳細は不明です。このあたりマニア心をくすぐり、人気のレアモデルとして支持されたのではないかと思います。3度のアカデミー賞受賞を初めとして数多くの受賞歴を持つ。また食品製造会社「ニューマンズ・オウン」の設立者であり、1982年の設立以降挙げた純利益2億2千万ドルを全額寄付。その他レーサー、政治運動家としても多くの功績を残した。1950年代以降半世紀以上にわたり第一線で活躍した人物である。血液型はO型。2つのモデルを説明させて頂きましたが皆さんはどちらが気に入りましたでしょうか!?

どっちもかっこいいですよね~。

レアモデルなので中々出会わないと思いますし、出会ったとしても値段もすごい…。

本当に・・・「いつかはデイトナ」ですね・・・。

次回は他のモデルも紹介したいと思います!!