【トリプルゼロ】プチレア ロレックス サブマリーナ Ref.168000 ~異質な存在

サブマリーナデイトの歴史の中でほんの僅かな期間しか製造されていなかったRef:168000
5ケタナンバーの時代になぜか6ケタの型番が与えられているこの異質なモデルの魅力について
見ていきましょう。型番        生産期間
Ref:116610LN  2010年~現在
Ref:16610     1989年~2010年
Ref:168000    1986年~1989年
Ref:16800     1979年~1986年
Ref:1680      1966年~1980年

この年表を見て分かる通り、Ref:168000は約3年ちょっとの生産期間であったということがわかります。
型番の後ろ3ケタが「000」であることから、マニアの間では『トリプルゼロ』と呼ばれています。
ロレックスのモデルで3年間しか生産されなかったモデルであれば、通常はかなり値段が高騰することになります。
しかしこのRef:168000はというと・・・2016年8月現在、楽天市場で価格を調べてみると、安いお店で50万前半、強気なお店で70万円台と少しバラツキが見られます。

ちなみに他のモデルも確認してみると、1つ後のRef:16610は50万円後半~、1つ前のRef:16800は60万円台~となっています。

あれ?生産本数は他のモデルよりも少ないはずなのに・・・なんで高騰してないんでしょう・・・ケースサイズ:40mm
キャリバー:Cal.3035
インデックス:トリチウム夜光
風防:サファイアクリスタル

キャリバーに関しては前モデルのRef:16800と同じです・・・
というか、スペックに関しては16800と全く同じなんです!
見た目の違いは全くありません

なのになぜか型番が違うんです・・・
一般的に言われている違いとして、ステンレススチールの材質が
前モデルRef:16800は316Lスチール、Ref:168000は904Lスチールを使用して
海水や塩酸に強く、耐腐食性の向上を図ったようです。

たったこれだけです・・・
これだけで型番が変わります・・・ケースの12時側に型番が刻印されている事は有名ですね。
このトリプルゼロもしっかりと『168000』と刻印されています。

しかしながらこのモデル、ケース以外には『16800』と表記されるんです。
ギャランティーカード、ケースの裏蓋など。さらに、ロレックスに修理に出した際の修理明細にも16800と表記されます・・・

これはロレックスが『正式なモデルナンバーとして認めていない証』とも言われています。
ケースに刻印されているのに・・・
まさにミステリアスですね