ロレックス サブマリーナの源流を知ることでさらにサブマリーナが好きになる

サブマリーナの誕生はEX1と同じ1953年。のちの人気モデルになる山のEX1に対し、海のサブマリーナという明確なコンセプトがあった。ファーストモデルref.6204はオイスターパーペチュアルの防水性をねじこみ式リューズ+裏ブタを採用し100M防水を実現させました。(文字盤に表記はないが公式カタログには100M防水と記載あり)これが大定番モデルとなるサブマリーナのファーストモデルである。
またref.6202はサブマリーナの名を冠していないが50M防水、両方向回転ベゼルを備え、サブマリーナの元祖と言われている。ファーストモデル誕生からしばらくして同じ1950年代に発表されたのが、「ジェームズボンドモデル」とも呼ばれるref.6538(ref.5510も有力なボンドモデル候補です)。ムーブは両方向巻き上げ式cal.1030を搭載、リューズは8mm径(通常6mm径)のデカリューズが採用されました。デザイン的にはペンシル針やクロノメーターの有無などの仕様。
ノンガードの最終モデルref.5508。リューズは通常の6mm径、cal.1530は毎時18000にハイビート化されて、同モデルで100m、200m防水それぞれが存在します。初めてリューズガードを装備したref.5512。ノンクロノメーターもありますがcal.1530→1560→1570の変遷に伴いクロノメーターモデルに。製造は1959~1977年。
またref.5513はcal.1530→1520を搭載。1963年から1989年まで製造されたロングセラーのノンクロノメーターモデルです。

5513から派生したモデルとして有名なのがref.5514、シードウェラーの原型モデルであり、フランスの潜水会社コメックスと共同開発したものです。他社のためにリファレンスを発行した稀なケースで、ダイヤルには「COMEX」とプリントされています。

また、60年代になり初めてデイト付サブマリーナが誕生しました。後の「赤サブ」ベースモデルともなるref.1680です。防水性を飛躍的に向上させたトリプロックリューズを採用、ムーブは名機と名高いcal.1570が用いられて、70年代にはハック機能がつけられました。

赤サブで人気が高いのはメーターファーストと呼ばれる初期のもので、経年によりブラウンダイヤルは希少性が高いです。80年代になりより改良を重ね誕生したのがref.16610とref.14060M。

まずはref.16610から。ref.1680→16800→168000→16610と変遷。ref.1680以降の主な変化としてはプラ風防からサファイアクリスタル風防へ。またカレンダーのクイックチェンジ搭載があげられます。
製造は1989年~2010年と20年以上にわたりロングセラーを重ね、キャリバーはテンプをツインブリッジ化されたcal.3135を搭載し安定性が向上されました。

ref.14060Mはref.5513→14060→14060Mと変遷。大きな変化としては5513→14060間のサファイアクリスタル風防と逆回転防止ベゼルへの変更があげられます。14060→14060Mでは外見上は王冠の透かしが用いられた他はほとんどありませんが2007年以降クロノメーター化が図られ人気を博しました。
ムーブはcal.3130を搭載し、ref.16610同様ツインブリッジ化による安定性が図られました。