ウブロ クラシコ フュージョン ウルトラシン 515.OX.0180.LR.1104 【融合する技術と伝統】

ウブロといえば船窓をイメージしたベゼルパーツとケースパーツ、ラグパーツから構成される分割構造を採用したメーカーであり、写真の様なケースを用いてクロノグラフを搭載した「ビックバン」が2005年にスマッシュヒットした事により一躍その名を世界に広めました。

腕時計にラバーベルトをいち早く採用したメーカーとしても有名ですね。

デザインにはかねてより定評があったもの、「ETAムーブ」積んでるのに何であんなに高いの?

いわゆるガワ(外側)だけの時計なんて揶揄される事もありました。
そんなウブロより2012年に発売されたクラシコ フュージョン ウルトラシンはスイス腕時計メーカーの力量を計る「3針薄型自社ムーブメント」のカテゴリーに初めてウブロが挑戦したモデルであります。

今回はウブロのムーブメントに焦点をあてて見ていこうと思います。厚さ2.9mm、構成部品123パーツ、パワーリザーブは90時間。

こうスペックを聞かされるとやはり90時間リザーブという点に驚きを覚えます。

ブレゲのマリーンクラシックに搭載されているCal.511DR11と同等のパワーリザーブを備えているというのだからこれは実力派ムーブメントとして認めざるを得ないでしょう。

ムーブメントの画像を見ていると、上半分を香箱(ゼンマイをおさめているパーツ)に占領されているのが見てとれます。

スケルトンの腕時計なので各所に肉抜き部分があり一見華やかなムーブメントに見えますが天賦を支えるブリッジ周りは恐ろしいほどの簡素な造りになっております。

 他のメーカーに見られる大きめの緩急針などは見られず、ゼンマイのアオリを調整する小さなネジが一本装備されているだけの簡易的な構造です。

天賦まわりの調整機構が少ないという事は、ムーブメントを組み上げた時点である程度の「精度を出せる」という事が前提条件となりますので、このHUB1300ムーブメントは「パーツを組み上げた時点である程度精度が出せる」様に設計されているのだと推測できます。

ロングパワーリザーブ、かつデフォルトの状態でも精度の出るムーブメント。

こういった要素を持つムーブメントを自社で生産できるのですから、いつまでもウブロを「ガワの時計」と呼ぶわけにはいきませんね。

腕時計メーカーとしても一流への道を歩んでいるのが今のウブロなんだと感じます。ウブロのベゼルにはダイヤモンドが本当に良く似合うと思います。

私個人としてはウブロを買うならダイヤモンドがあるモデルがオススメにあがってきてしまいます。

冷静に考えるとダイヤモンドが入っている腕時計は使いづらいのですが、そもそも手持ちのラインナップの中でウブロを嵌める時は「ギラッ」とした腕時計を着けたい時だと思いますし、このクラシコ フュージョンというモデルに関して言えばダイヤモンドが入っていないモデルはウブロにしては大人しい印象を受けます。

ひらたく言うとダイヤが入っていないクラシコフュージョンは地味です。

ウブロを買うのだからせっかくだったら派手にギラついている時計をチョイスしたいのです。

なので個人的にはダイヤモンドベゼルはアリといいますか、ダイヤモンドベゼルで無いと欲しく無いモデルになります。今までに無い薄型のウブロであるフュージョンクラシコ。

斜めから写真を撮影してみると、ベルトとケースの厚みが均整のとれたバランスになっている事が伺えます。

馬鹿売れするラグジュアリースポーツウォッチを見てみるとパテックフィリップのノーチラス、オーデマピゲのロイヤルオークエクストラシンにも言える事ですがブレスとケースの「一体感」がキモです。

ケースが大きすぎると腕の上でカブトムシの様なボリュームで主張しますし、ブレスレットが太くゴツすぎると野暮ったい印象を受けます。

ブレスレットとケースのバランス良いというのも高級時計には重要な要素となりますので、クラシコフュージョンはビックバンよりもより「ラグジュアリー」を感じさせる作りになっております。聞きなれないウブロ クラシコ フュージョンだが「優秀な機械」に「バランスが取れたブレスレットとケース」「ウブロ昔ながらのケースデザイン」と三拍子そろったモデルとなっております。

どうかビックバンは私の腕には大きすぎると言う方はクラシコ フュージョンを見てみて下さい。意外と袖口にすっぽり収まるその薄さは高級感を感じさせてくれます。

っそして時間を確認するたびにその美しいムーブメントを見る事ができるのもこの腕時計の一興となっておりますので是非検討中の方は一度腕にはめてみる事をオススメ致します。